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花粉症などのアレルギーと寄生虫の不思議な関係
サナダムシという寄生虫がいます。昔は日本人なら結構、体内に飼っている人が多かったようです。私の小学生時代の昭和50年代くらいは、学校で検便や、シール式の寄生虫検査をやったものです。
今、娘がおりますが、最近の学校ではそのような検査を行ったという記憶がないです。それくらい寄生虫は日本からいなくなってしまったということでしょう。
この寄生虫を追い出してしまった清潔な環境が、逆に花粉症患者を増やしているという説があります。花粉症が増えだしたのも25年ほど前からですので、時代的には符合するものがあります。
なんでも、サナダムシの出す化学物質が、体内のアレルギー反応を抑制する方向に働くというものです。確かにサナダムシも寄生虫という人間の体内にいる異物ですので、その異物が住みやすいように、細工をしているというのは納得できます。
花粉症に代表されるアレルギーが増えている原因は、単なる遺伝形質の問題だけでは説明できないともいいます。
最近の海外の研究では、乳児期に過度に清潔な環境で養育するとアレルギー体質になりやすいという研究も報告されているそうです。
本来であれば、寄生虫など体内に飼ってみたいとは思いません。しかし、いなくなったおかげで花粉症などのアレルギーが増えたということが明らかだとすると、なんとも言えない思いもあります。
人間も所詮は動物ですし、過度に人工的な環境におくといことは、何かしら問題も出てくるということでしょうか。
花粉症などのアレルギーと寄生虫もちょっと不思議な関係ですね。
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